感情的になる。

僕の参加しているサークルの運営のことで感情的になってしまった。

非協力的な人が一人いて、その人をどう動かすかが大事なポイントになっている。

なぜ動かさないといけないのか?

というと、気になっているのは士気(他の参加者のモチベーション)の低下
を引き起こす原因になりかねないからだ。

自主的に勉強をしている団体なので、特に誰に決定権があるというわけでもなく、
各人の望んでいるものにもギャップがある。

しかし、一度モチベーションの問題で会の雰囲気が悪くなったこともある。

不安だ。

                                                                                                                                                    • -

問題を整理してみる。

現状:勉強会を行うサークルを運営している。
   勉強会の担当者は持ち回り。
   そのときの担当者が、担当者+その他の参加者にとって意味のありそうな
   内容を選別し、そのテーマにそってディスカッションあるいは勉強会を
   行う。
   そこで、ある担当者のモチベーションがすごく低いように僕には感じられた。
   なぜそう感じたのかというと
   1.企画書の内容が稚拙だった。
   2.修正を促したが、労力をかけたくないと宣言。
     (成果を出すだけの労力をかけたくない)
   
   そこで、説得を試みたが、、、
   
   失敗。
   説得のやり方がよくなかったと今ではすごく理解している。
   しかし、問題はそのときの彼との話しで彼から何がネックなのを
   聞き出せていない。
   これが今考えると一番の問題である。


僕の危惧:持ち回りで担当をやっているので、一人があまりにクオリティの低い
     勉強会を主催してしまうと、次以降やる人があほらしくなってしまいそう。
     特に、自分が勉強してきてみんなに伝えるタイプの勉強会は
     行えないのではないかと思う。

     なぜなら、みんなに自分が学んだことを教えたところで
     その時間の担当者自身の成長は、他のことをやるのに比べて小さいと
     予想できるから。
     全く役には立たないとは思わないが、他人の力を伸ばすことに貢献しようと
     しない人間に誰が自分の時間を割いて無償で教えるのだろうか、
     多分教えないだろうと思う。

     要するにクオリティの低い勉強会が行われるようになりそう。

僕の
気持ち: 頑張っている人が損する雰囲気になるのが嫌。
     (実際は、損にはならないことを僕は理解しているが
      その考え方は一般的ではない。)
      
     
彼から
得た情報:10時間から20時間もかけたくない
     (この数字は僕が勝手に見積もったもの)。
     彼自身は、人と喋っているだけで満足。
     (あ。これがボトルネックか?!)


僕の過ち:
     <過ち1>
     10時間から20時間が如何に大したことのない時間であるかを説明。
     しかし、無意味。
     具体的数字を見積もった上で断っているということは、その数字は
     彼の中で無理な数字だということだ。
     
     7人でまわしているから一人がそれぞれ各回に14時間かけたとすると
     1回あたりの負担は2時間だし、
     1回あたり2時間の負担で14時間学んだ人をコーチ役
     にいろんな方面の知識について幅広く勉強できるのにと
     僕は考えていたが、
     1回あたり2時間という数字がもう既に彼の中で無理な値だということ
     なので、そういう方向で彼を説得しても駄目だった。

     <過ち2>
     人格を攻撃してしまった。
     
     人のために時間をさけないってのはひどくない?
     すごく不誠実だと思わない?
     自分は、人に教えてもらっておいて、何も返さないってのは
     どうなの?
     しかも、労力をかけたくないって公言する神経ってどうなの?
     周囲の信頼を失うよ。


     この言葉、当然意味ないですね。
     これは、自分だったらという話であって、彼の価値感とは
     異なります。
     彼の価値感に反している場合だと、それに気づかせるということ
     もできるのですが、別に気にしていないようでした。
     
     <過ち3>
     結局、彼から情報を引き出せなかったこと。
     今手にしている情報から結論を導き出すと
     あまりよさげな答えが出ない。

                                                                                                                                              • -

しかし、おぼろげながら結論が見えてきたのかもしれません。

決定的な違いは、
  僕はクオリティにこだわりたい、
  10時間くらいのコストならオッケーじゃない?----------------<1>
  
  彼は、クオリティはどうでもよい、
  むしろコストが気になる。---------<2>

サークル全体としては、どちらの意見が主流なのかを問うことが
重要になってきそうです。
もし、<1>が採択されれば
彼が姿勢を変えるか辞めるかの選択を選ばなければなりません。
また、<2>が採択されれば、
僕自身のサークルへの参加のモチベーションが著しく下がり辞めることになるでしょう。


しかし、問題はこの採択そのものの実行が難しそうです。
メンバーの企画書を発端にこの採決が行われるということに
なれば心情的にギスギスしそうで怖いです。

各人の気持ちをしっかり汲み取り、
全員の前で攻撃する雰囲気をもたずに解決することが重要です。
果たしてそれができる暇が今の自分にあるのかが、すごく
心配です。