半年

今の会社で働き始めて半年、毎日の業務のやり方とか、自分達の価値は何であるかとか分かってきたこともたくさんある。
しかし、まだまだ考え抜けていない部分もたくさんあって、何で考えないんだろうと思う毎日です。
ドキュメント一つ作るにしても、
何のために?
その視点が欠けてしまい、示唆の少ないドキュメントを作ってしまうことがある。
そのことを指摘された時はまだいいのだが、先輩も誰もが気づかないときもある。
そんなときは、本当に時間を無駄にしてしまう。
自分だけでなくプロジェクト全体に対して損害を与えてしまう。

そういう経験の中ある本に出会った、というか本屋で探した。
「分かりやすい表現」の技術という本。

その中で感銘を受けた表現が、受け手の温度差を意識せよという表現。

当たり前のことといえば当たり前のこと、受け手がどういう意識で僕のドキュメントを読むのかを考えなければならない。
その視点が欠けていた。
受け手がどういう温度なのか?
何を知りたいと考えているのか?
そういうところを意識すれば、逆にドキュメント作成時のあいまいな部分が減り、
却って作成にかかる時間の短縮が期待できそうである。

こういう風に、何か問題があったときには常にそれに対して解決策を自分で考えてメモしていきたい。きっと財産になるはず。