成長のために必要な資質

社会人になってから、色々な人にたくさん出会います。
社会に出る前も、僕は塾の講師をやっていた時代やテニスサークルで後輩を教えていた時代、高校時代、中学時代と色々人を見てきました。
その際に思うのは、成長のために必要な資質は、大人も子供もあまり変わらないと感じました。

それは、
○ 納得がいくまで考えようとする姿勢を持っていること
○ 自分と違う考えを持つ人の考えからどれだけ吸収しようとする姿勢をもっているか

といったような性格的部分が大きいと感じました。
僕としては、上の2つの性格を持った人たちの中で仕事を続けていきたいと考えているのですが、人の性格的部分を変えることはものすごく難しいことで、相当な感動的体験を与えるなどしないとできないように思ってます。

子供が相手だった時は、どうしようもなく後ろ向きな子供じゃなければ、じっくり話を聞いてその子が抱えている問題を解決するにはどうすればよいのかを自発的に考え出すまで待つようなこともできました。その結果、よく考えることができるようになった生徒もたくさんいます。
彼らは、きっと21世紀の未来を共に担ってくれる人材に成長すると信じてます。

しかし、大人が相手だとそうもうまく行きません。
当然、その人にもこれまで暮らしてきた二十数年間があります、別に先の資質を習得するためには、その二十数年間を捨てるわけではないのですが、なんとなく邪魔してしまいます。
経験が選んだ答えを考えるふりをして選んでしまいます。
自分自身も、過去の経験に縛られて、考えていない、他の人の考えから吸収できず反省することがよくあります。
もっともっとしがらみなく考えることができたらハッピーなのになぁと思います。


「もっと一人一人が素直になることができれば、もっともっと楽しいのになぁ」

散文失礼。