某メーカーで仕事してます。

基幹系システムの入れ替えの作業にかかわってます。
基幹系システムというのは、その会社の日常の業務に使うシステムのことで、製造業の場合は、
注文を受け、生産の計画を立て、その計画を元に材料の調達の計画を立て、実際に製品を製造し、製品を出荷し、納品し、お金を回収するまでの一連の業務の流れを網羅するシステムにかかわっています。

そんな中で僕は、売上を管理する業務を考えております。
売上を計上するタイミングは、どうあるべきなのか?
通常、製造業においては出荷基準(製品を出荷した時点)で売上を計上します。
出荷基準の中にも、出荷した瞬間、納品した瞬間、お客さんが検収(受け取った製品が注文書通りに納められたかをチェックすること)した瞬間に計上する等、色々なタイミングがあります。
しかし、お客さんの会社ではどのタイミングで計上すべきなのか?
また、どのタイミングでも大差がないのか?
お客さんがどういうお金の稼ぎ方をしているかによって全然変わってくるわけです。

また、常に正しく売上が計算できていればよいのですが、製品が正しく出荷されていなかったり、、、
起こりうる様々なケースを考えて、お客さんの新しい業務を考えなければ、新しいシステムを導入したがために日常の業務が回らなくなるという危険性をはらんでいるわけです。

そんな感じで、
「なんだ、売上の管理か。地味だな」なんて思われるかも知れませんが、色々と考えることが多くなかなかタフな毎日を送っております。


自分の考えた、こうあるべきだという業務の流れの図が、既にお客さんの前で戦っていると思うと、ちょっとテンション上がります。