IBMがパソコン事業を売却?

IBMが、パソコン事業を中国の会社に売却する交渉をしているらしいです。
IBMと言えば、僕が初めて買ったPCがIBMでした。
IBM=パソコンというのが僕のIBMに対するイメージでした。

でも時代が流れるにつれて、
パソコン事業がIBMの中核ではなくなったんですね。
今でも、売上げの12%を占めてはいるらしいのですが、
パソコン事業は競争が激しいため利益率が低いので
撤退するらしいです。

今後は、利益率の高い企業向けサーバや
コンピュータを使ったビジネス(ITコンサルティング事業)に
資源を集中させていくようです。

ちょっと印象に残ったので書くと、
ニューヨークタイムズは、またこんな風にも言っています。

The retreat from the business may be the ultimate acknowledgement that the personal computer has become a staple of everyday life, a commodity product, yielding very slim profits.

IBMのパソコン事業からの撤退は、
パソコンが毎日の生活において、日用品のようになった(利益をほとんど生まない)
ことを表している。

なるほどね〜。
そういわれてみれば、気がつけばパソコンってのは日常生活から欠かせないものに
なってるね。


企業向けサーバーは続けてはいくものの、初めてパソコンを売り出した
会社がパソコン事業をやめて他の事業にシフトしていくというのは、
結構な衝撃だ。
トランプや花札を作っていた任天堂ファミコンの会社になったのと
同じくらい僕にはインパクトがある。



来年から働きだすわけだが、
今後自分が働くことになる会社が、自分が老人になった時代に
どんな事業をやることになっているのか?
結構気になります。
例えば、
誰でもトヨタっていったら車だけど、
ロボットを作る会社になったりして。


<ソース>
http://www.nytimes.com/2004/12/03/technology/03ibm.html?hp&ex=1102136400&en=a404729a59c077f6&ei=5094&partner=homepage

http://www.yomiuri.co.jp/business/news/20041203i113.htm