体調やや悪し

今日は、昨日寝付けなかったせいもあって大寝坊。
まぁ、眠りに入る時点で起きるつもりはもうすでに無かったのだが。
2004年度初の自主休講を早速行ってしまった。

昼からは、簿記の勉強を少々。
「会計のことが面白いほどわかる本」がアマゾンから届いたので読みまくる。
なるほど、これは本当に分かりやすい。
おかげで簿記に対するイメージがずいぶんつくようになってきた。
試験まで後、2ヶ月。
淡々としたペースで勉強していきたいと思う。

梅田駅で、「日本人がイラクで誘拐された事件」に関するデモ行進が行われたそうだ。
「3人を返して!!自衛隊撤退せよ!!」
3人を返して欲しいことが主目的らしいのだが、もしそうだとしたら
このデモに参加している人は頭が相当に悪く気の毒だ。

気になった点を以下にあげる。
まず、日本で3人を返してくれとデモを行ったところで誘拐した組織の人に伝わるのかどうかという点。
仮に伝わったとしよう。
自衛隊を撤退せよ」ってどう繋がるのかが分からない。
確かに、相手は自衛隊の即時撤退を要求しているようだが、
自衛隊を撤退させたら、3人が返ってくるのだろうか。
そこの保証は全く無い。
フェアなルールの中での契約ではないのだ。
誘拐というルール無視の行為を行う相手。
むしろ反故にされると考える方が自然。

じゃあ、デモに参加している人の目的は何か。
自衛隊を撤退させたい」
むしろ、こっちにあると考えるのが自然である。
だとすると、この人たち、誘拐犯と同罪である。
誘拐というほかの人が起こした事件を利用し、
ドサクサにまぎれて自分達の主義主張を通そうと考えているやからである。
リスクをしょわない分、なお極悪である。


本当に3人を返して欲しいと考えるなら、どうすればいいだろう。
僕が考えたのは、
「3人を拘束するメリットをゼロにすればいい」
ようするに、要求には全く応じないということだ。
要求に少しでも応じるそぶりがあれば、人質が交渉のカードになり、
相手にとってメリットになりうる。
しかし、全くこちらが要求に応じないのならば、人質をとっても意味がなくなり
人質を取るためのリスクを相手側がとる必要がなくなる。
しかし、この方法だと、今後の誘拐はなくなるかもしれないが、この3人は帰ってこないかもしれないしなんともいえない。

一番よく分からないのが、なぜ自衛隊の撤退を要求しているのかである。
自衛隊を撤退すると誰にとってメリットがあるのだろうか?

解放された韓国人は、韓国政府がお金を払ったらしい。
やっぱり金目当てか?