ターニングポイント

先週末に会社の先輩がセッティングしてくれた非公式の研修があった。
そこで、衝撃的なものを学んだ。
それは普通に考えてみれば当たり前のこと。
だけど、何年か前に変な思い込みをしてしまい、、、
当たり前のことが、当たり前でなくなってきていた。
それは、「できない」ということを言わないということ。

「○○をやってくれ」と頼まれた時に、
できないことはできないというのがプロであると思っていた。

これは、今でも正しいと思っているが、
「できないこと」をできないと勝手に思い込んでいることが多いのでは
ないのだろうか?

少なくとも、それを依頼する相手はできると判断したから、依頼しているわけである。
物理的な制約を除いて、
「できない」と(依頼された側が)考えていることをどうにかしようとすることが自分に求められているわけで、その期待に対して、
「できない」と答えた時点で、依頼者にとっての依頼された側の存在価値がなくなってしまう。

極端な例を考えれば、「できない」と答えるべき例はいくつも見つかる。
例えば、明日までに100Mを2秒で走れとか言われたら、できないというだろう。

でも、そういう話を今したいのではなくて、
自分が「できない」と思っていることも「できる」ようにするために、
あれこれ考えるべきだと思った。

少なくとも、仕事においては、「できない」という答えは出さないでおこうと思う。
「○○すればできます。」
そういう風に、答えを出せるようにしていく。
この研修がそのきっかけになった。
その人との出会いが、自分を変えた。
そんな風に20年後振り返った時に思えるようにしたい。